【不用品処分のご相談内容】

横浜市栄区にお住まいのK様からお電話でお問い合わせを頂きました。
破損や汚れなどにより使えなくなった家具などをまとめて処分したいということで、今回ご相談のご連絡をいただきました。
自治体での粗大ごみを利用しようとお考えになっていたそうですがお部屋からご自身で出すことが難しいため、業者の手を借りてみようと初めて不用品回収をご依頼いただいたとのことです。
事前にお聞きしてたお品物からかなり大型のお品物が多いように思われたため、２名の作業員でご自宅へお伺いさせていただくことになりました。

【無料見積り当日】

横浜市栄区にあるご自宅へお伺いしました。
2LDKのマンションでご自宅は4階にございます。

玄関を通り一番近いお部屋にまずタンスと本棚が不用品として置かれておりました。
タンスは２台ございまして、どちらも約50年ほど前に購入された大きく立派な和タンスです。
K様ご夫婦が結婚されたときにお祝いとして購入されたいわゆる婚礼箪笥で、漆塗りの箱型で立派な装飾が施されており、上部の扉を開けると中に段があり、下段は３段の引き出しがついていました。

一昔前までは嫁入り道具として着物や鏡台など婚礼家具を女性が用意することが一般的でした。
結納金を使って豪華な嫁入り道具を揃えるご家庭もあったようです。

現代ではライフスタイルや住宅事情などの変化に伴って、昔ながらの道具を必要としない人も多くなってきてその風習は少なくなってきました。
冠婚葬祭で着物を着る習わしがあったことから婚礼箪笥も必要な嫁入り道具の一つでしたが、近年では着物を着用する機会も減ってきているため、お部屋のスペースを取る大型家具は準備をすることがなくなってきているようです。
現代では必ずしも必要とされなくなってきていますが、地域性や伝統を重んじるご家庭ではお祝いに購入されています。

【ご依頼・作業の流れ】

お品物の搬出にあたり、大型家具は解体作業を行ってから運びだすことがあります。
タンスの観音扉はドライバーで外すことが出来ました。
引き出しをすべて取り出したあと残った棚板も外していき、お部屋の外へと運んでいきます。
食器棚やソファなども分解しながら順番にトラックへ積み込んでいきます。
お見積り等も含めて約45分ほどで全ての不用品回収作業が完了となりました。


（物量/２ｔトラック3割　作業人数/2名　作業時間/約45分）

【回収させていただいたお品物】

タンス
本棚
食器棚
ソファ
スチールラック
など

執筆担当：吉田　
作業担当：寺田